先週同僚と仕事のモチベーションは何か、という話をした。改めて考えてみると、私のモチベーションは大きく以下の2つだと思う。
1. 技術への興味・関心
2. 意味のあることをしたい
「技術への興味・関心」については、おそらく殆どのエンジニアがそうであろうから特筆することはない。「意味のあることをしたい」というのは、私にとっての"根源的な欲求"に近い。
子供の頃から、「どうせやるなら、ちゃんとやりたい」というのが私の行動の根源にあったように思う。
前半部の"どうせやるなら"には、「仕事は生活のために仕方なくやるもの」、という意味合いを含む。そして、"ちゃんとやりたい"が接続することで、「仕方なくやるものだが、責任を持って、より良い成果を出したい」という意味になる。
私はたとえ"やりたくないこと"であっても、このモチベーションに基づいて行動をしている。開発プロジェクトを進める上で言いづらいことも言うし、メンバーが面倒だと思うことも引き受ける。Bizサイドとのコミュニケーションが億劫になりがちな場面でも、基本怯まない。
色々面倒なタスクを抱えがちだから、私は憂鬱な気分で仕事に行くことも多い。"やりたくないこと"をやれるというのは、結構仕事の本質だったりする。自分がやりたくないことは、他の誰かもやりたくないことが多い。でも、そこで行動したからこそ得られた経験や成長があったりするのだ。だから、そんな面倒を抱える自分のことは嫌いではない。